ノマドワークに最適!チェンマイがノマドワーカーに好まれるワケ

ノマドワークというとよく「働く場所は自由」「どこでも仕事ができる」というメリットが挙げられることがありますが、自由な反面、決まりごとがないのでいつでもなんでも自分決めなくてはいけないという大変さがあるのです。
今回は、そんなノマドワーカーの“場所”についてです。
今、ノマドワーカーに注目の都市、タイのチェンマイをご紹介したいと思います。
チェンマイはタイの北部に位置する古都です。日本でいう京都みたいなところですね。
古くはランナー王国という王国があり都として栄えた街です。
タイの主要な観光地としても日本の観光客にも大人気の街です。そんな観光都市でもあるチェンマイはノマドワーカーにとっても注目の場所なのです。
そのワケをノマドワーカーの働く場所を決めるうえでポイントとなる、ネット環境、物価、住みやすさの3つの観点から紐解いていきます。

ポイント1:ひょっとしてネット環境は日本以上!?

ネット環境はノマドワーカーにとっては欠かせないライフラインの一つですよね。
タイ国内のネット環境は非常に良いです。あまりにも田舎町でなければ、基本的にインターネットの電波は入るので、比較的どこでも快適に使うことができます。
正直、個人的にタイのネット環境は先進国である日本より快適な気がします。というのも、タイではプリペイド型のSIMカードが主流で、とても便利なのです。
プリペイド型のSIMカードは、データ容量や利用可能日数によって料金プランが細かくあり、自分の好きなプランを購入できるのです。最大で30日間(1ヶ月)でデータ容量が無制限のものがあります。
それをSIMフリーの端末に挿して使えば、ほぼどこでも無制限にネットが使えるのです。
また、チェンマイのカフェにはほぼ確実に無料のWi-Fiがとんでいます。
パスワードは、お店の人に聞けば気軽に教えてくれるので、それを使ってログインすれば自由に使うことができます。
日本でもフリーWi-Fiありの場所は多いですが、中にはメールアドレスやSNSでログインが必要なものもあり、その手間が不便と感じる人も意外と多いかと思います。
その点で、タイのカフェにあるWi-Fiはそういった手間がなく、基本的にパスワードを入力すれば即使えるのでとても便利です。
格安で使えるプリペイド型SIMとカフェのフリーWi-Fiは、ノマドワーカーには必要不可のネット環境はほぼ完璧です。

ポイント2:まだまだ安いタイの物価

もう言わずもがなですが、日本ほどタイの物価は高くありません。
最近、物価が上がってきているとはいえ、まだまだタイではあらゆる商品やサービスを格安に買うことができます。
そんなタイの中でも、バンコクやプーケットなどと比べるとチェンマイの物価はさらに安いのです。
ノマドワーカーがよく仕事場として使うカフェの価格で比較してみましょう。
カフェの飲み物は、40〜70バーツのくらいが相場(その中でどんな飲み物を注文するかにもよりますが)です。
凝った飲み物(フラペチーノやスムージーなど)の一番大きなサイズであっても100バーツ前後。日本円にして約350円なので、約半分といったところでしょうか。
ご飯も、屋台などで食べるいわゆる“ストリートフード”であれば、100前後(500円以下)。
贅沢をしなければ、飲食代一日1,000円以下に抑えることもさほど難しくはありません。
その他の生活雑貨なども日本のものの半額以下で買えるので、総じてそれほどお金はかからないのです。

ポイント3:抜群に住みやすい街、チェンマイ

こればっかりは主観的な要素が強いので正直、合う、合わないがあると思います。
ですが、チェンマイがノマドワーカーにとって最適であるという理由の一つにチェンマイが住みやすい街と言えるからでしょう。
古都であるチェンマイは、タイの北部の中心として街の規模感がちょうどよい。
街は地元民や観光客で活気に溢れ、王国の名残がある旧市街地は、お寺など見どころがたくさんあります。
一歩町の外に繰り出せば、山に囲まれ、自然豊かな田園風景が広がっています。
簡単に言えば、退屈しない街なのです。
また、気候もちょうどよいのです。
東南アジアにありがちな蒸し蒸しした気候ではなく、山地に位置するのでカラッとしていて暑すぎず寒すぎず、本当に過ごしやすい気候です。
また、「ほほ笑みの国」と呼ばれるほどタイの人は笑顔がいっぱいで人当たりがよい。
特にチェンマイは、いい意味で田舎なので、バンコクのような都会的な喧騒はありません。
また、バンコクの商売人と比べるとチェンマイの人はあまり商売っ気がなく、ボッタクリにあうことも少ない気がします。
そういう印象もノマドワーカーに好まれる理由なのではないでしょうか。

最後に

ノマドワーカーから見たチェンマイはどう映ったでしょうか。
ノマドワーカーとして“どこの町”に住むかは、仕事を進めるうえで大事なすることではないでしょうか。
すでにノマドワーカーとして各地を転々としている方、今の場所からどこかに移ろうかと検討中の方、チェンマイに行って一度ノマドワークをしてみてはいかがでしょうか。